あなたは占いやスピリチュアルなことに惹かれるほうですか?

お好きな女性は、けっこういらっしゃいますよね。

わたしも大好きで、とくにつらい時や苦しい時には、そうした神秘世界にしばしひたります。

ひととき、ゆるゆるとやさしいぬくもり感につつまれ、希望を感じて、また立ちあがる力を取りもどすことができるのですが…。

そこに傾倒して終わらないのが、われながら理屈屋すぎる困りどころではありますが、なぜ多くの女性が、神秘やスーパーナチュラル、目に見えないなにかに惹きつけられるのか、その理由を、納得いくまで研究してきました。

ごく手短かに持論をいいますと…。

スピリチュアリズムが真実だと知っているからです。

実は、神秘を体験済みなんですね。

生まれてきた時、わたしたちは、お母さんの胎内で、とてつもない量のオキシトシン・ホルモンを浴びています。

これは、陣痛をはじめとした、子宮をあやつるホルモンです。

同時に、愛としあわせにつつまれる恍惚感、浮遊感や、人と人を結びつける媚薬の役目をするホルモンなのですが、男性よりも、生命の継承を役割づけられた女性のほうが、脳内のオキシトシン・ホルモン貯蔵庫の活動が活発です。

男の赤ちゃんよりも、女の赤ちゃんのほうが比較的夜泣きが少なく育てやすいといわれているのは、おそらくこのためですね。

お母さんが分泌しているオキシトシンをより多くキャッチでき、恐怖心や警戒心をスムースに消し去れるのです。

この誕生期から女性はすでに、あらゆる場面で愛としあわせをより強く体感し、生命への壮大な神秘と希望、肯定の快楽を、男性以上にしっかりと焼きつけているのだと思います。

目には見えない美しい神秘感覚。

我欲ではない、もっと大いなる愛の気配。

救いや祝福、ふわりやわらかでどこまでもやさしい癒し感や、慈愛の感性。

オキシトシン・ホルモンがわたしたちに見せてくれる、美しく優雅な感覚世界です。

オーガズムと呼ばれる性の快楽も、とてもスピリチュアルな現象です。

とはいえ、脳やホルモン、血液、神経、細胞といった、からだのあらゆる組織を性だけにフォーカスすれば、医学的な説明も、ほぼ可能です。

ただ、性がタブー視されつづけている現状では、専門に研究する機関や医師は、世界でもごくわずか。

「性の快楽だなんて、ふしだらな研究はとんでもない!」と、研究資金も下りないという、残念な傾向です。

そのため、性やセックスは、比較的奔放で大胆な体験者たちの声で形づくられ、情報提供されています。

中には、淫靡でどぎつすぎるものもありますが、大切なことは、あなたが目をそむけたくなる情報は、あなたに不要な情報だということ。

性に罪悪感や嫌悪感を感じなくてもいいのです。

逆に、期待値と願望を高めすぎても、踏み出すのをあきらめたり、落胆・失望しては自分を責める結果になりがちです。

性は、あなた自身が愛としあわせに満ち、生きるよろこびを増やすためのもの。

まわりのだれかの声よりも、あなたの心とからだの声を、なによりも尊重してあげましょう。

昼と夜。プラスとマイナス。光と影。生と死。

どれもふたつでひとつの存在です。

人も、心だけで生きることや、からだだけで生きることはできません。

心が生きると書いて「性」であるように、心とからだの陰陽バランスが取れた時に、どちらもいきいきとした生命のかがやきを放ちます。

肌のぬくもりから肌のぬくもりまでの大きなループを、一生を通じて歩みつづけるのが陰の旅です。

陽と陰、日常と非日常が、ちょうどメビウスの輪のようにふしぎな一体をなす、ちょっと哲学的な二重構造のループです。

いつ、どこから参加しても大丈夫なようにセッティングされているのですね。

遅すぎることもないし、人のペースに合わせる必要もないし、どんなふれあいでどんな景色に身を置きたいのか、それもあなたの自由選択。

あなたの心とからだの世界ですものね。

ただ、これまでお話してきたように、女性の性には母性本能がかならず関わってくるために、相手にやさしくしすぎて傷つくようなことは、避けたいもの。

あなたの心の中の純粋な少女を、あの頃のお母さんのように冷たく突き放さないであげてくださいね。

 

気がついて。気がついて。

ずっとひとりぼっちで泣いているわたしに。

もっと愛されたい。

もっともっと、しあわせになりたい。

 

幼い頃に満たしそこねてしまった「肌のぬくもりでからだ中をつつみこまれる安心感と肯定感」への欲求を、いつでも胸に秘め、抱きつづけていきましょう。

その本質と目的をつい忘れてしまうと、人の思惑や情報に流されやすくなります。

それはそれで、なにも否定されることではないのです。

ただ、これでいいのか疑念がわいたり、楽しいよりは苦しいと感じてきたら、あらたな旅だちへのサイン。

あなたの旅なのですから、景色が色あせ、息苦しくなってまで、そこにいつづける必要は……ありませんよね!

もっと自分を愛する。

もっとわがままに生きる。

もっと自分を肯定し、自分を甘やかしてあげる。

 

心とからだがすうっとゆるむような言葉ですが、実際にはどうでしょう。

あなたはできていますか?

わたし自身は、そのかんたんそうな言葉どおりにできないからこそ、悩み苦しんできたほうなんです。

わたしってこんなにかんたんなこともできないんだなと、よけいに自己嫌悪を感じてしまったのですね。

ことに、男性と向きあった時、母性という「痛みがまんソフト」が稼働して、率直にお願いごとをしたり、素直に甘えたりしにくいものではないですか?

そんな時は、こんなふうに考えるようにしてみてくださいね。

 

自分の中の少女に対して母性を働かせる。

相手の男性よりも、かわいそうなあの子をあなたが守る。

もっと自由にのびやかにふるまわせてあげる。

あの子が心満ち足りるまで、甘えさせてあげる。

 

そうやって、あなたの心の奥に住む少女の声に耳をすましながら、恋愛やセックスに向きあうと、心とからだの力が抜けて、あなた自身がぐっと楽になります。

彼女は、あなたの意識よりもずっと正直です。

こんなの苦しい、これじゃさみしいと泣いていないかどうか。

それとも、うれしそうなはずむ声で「ありがとう…!」とあなたに笑顔で伝えてきているか。

これは、実は真実へ向かうためのテクニック。

生命科学者のあいだでも注目されている、フラクタクルという手法です。

人の知性はすばらしくて、科学もどんどん愛としあわせに近づいています。

事実、自分のためだと思うとできないことでも、他の大切なだれかのためならできてしまう…それがまさに、母性です。

だからこそ、どんなスピリチュアリストのどんなアドバイスよりも、あなたが愛で満たされるためのたしかな指針になるでしょう。

やさしいあなたの「だれかのために」は、陰の世界であなたが「自分のために」を達成した時にこそ、本当の意味でかないます。

というのも、男性の性の本質と目的は、「自分の力で女性をよろこばせること」だからです。

次回より、陽の世界、今を生きる女性たちのセクシャリティの障害となっている大きな岩の正体について、お話していきますね。

どうぞお楽しみに!

こちらは、糸井重里さんがおすすめしていた、ヒグチユウコさんの絵本「すきになったら」です。

たまたまアクセスして、この表紙を見た瞬間に、はっとたましいをつかまれました。

孤独な気配と、りんとした誇りのまなざし。

陽を生きる自分を、陰の世界からじっと見つめている少女のイメージそのものでした。

横浜は、今日はよく晴れたすてきな日曜日。

仕事を切りあげ、この絵本を買いに外へでかけようかな…と思っています!

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