これからヨーロッパへ行ってきます。
初めての海外ひとり旅です。
せっかくサイトを開設したので、旅の記録をつけていければと思います。
ヨーロッパは過去、一家でイギリス滞在した頃から16年ぶりです。
ミレニアムのときで、イギリスでは小説版ハリーポッターが大ブームになっていた。
おもちゃやさんではポケモンがブレイク真っ最中。
現地の小学校に通っていたきみたちも、ポケモン人気でみんなと共通の話題があってよかったよね。
あれから、きみらも世界もずいぶん変わりましたね。
わたしもかな。世間知らずの家庭の奥さんだったから。
離婚して、恋愛経験と苦労の数はベラボーに増えましたが(笑)、
内面はずっと当時とおなじものを見つづけている気はします。
イギリスはじめヨーロッパは、新しいものより古いものの方がエライ、というような流されない感じがあって、
そういうところが魅力的です。
新しいものは、どこか人の心を焦らせるでしょ。
ついていけるかな、とか。早く取り込まなきゃ遅れちゃう、とか。
文明科学の進歩発展は、とてもありがたいことだけど、
どこかで変わらないものもエライし大事だよ、というような威風感が、
日本にももっとどっしりと浸透していればいいのにな、とは思う母さんです。
おもてなしの心は、一歩まちがえると媚びだから、扱いは意外と難しいの。
自分自身もそうだけど、きみたちも、はき違えないよう人生を送ってほしいと願っているよ。
これから、まずはフランクフルト経由でプラハへ。
洗練された雰囲気と同時に、チェコはどことなく孤高の小国というイメージがあるので、
実際はどうなのかな、と楽しみです。
で、プラハといえば「存在の耐えられない軽さ」の舞台です。
きみにはぜひ原書を読んでみてほしいな。
姫は、吹き替え版のDVDでいいです(笑)
ジュリエット・ビノシュという女優さんは、女性の魅力をものすごく備えているのね。
洗練と無邪気、それから戦争の無情につながる運びが胸を打ちます。
いい小説、いい映画で、おすすめです。
今日は一日機内で過ごします。
禁煙がんばるわ。
