こんにちは!
10/14(金)に、大人向け性教育・わくわく保育園vol.3を開催します。
ところは新宿・歌舞伎町のMember`s Bar「No,Where」さんです。
お時間ございましたら、どうぞお気軽にお越しくださいね。
えー、詳細ご案内の前に、去る9/9に開催しました、わくわく保育園vol.2の内容まとめをお贈りします。
テーマは「なぜイクの?オーガズムのしくみ」でございました。
ご参加の美女およそ10名さま、紳士およそ6名さま、といったところでしたでしょうか。
クンニクマン店長心づくしの美酒や美菓を飲んだり食べたりしながら、とっても楽しく盛り上がった3時間でした。
ちなみにですが、スミレママがリアル保育園児だった頃、おやつに出されるとドキドキしたお菓子があります。
どうぶつヨーチ
というんですが、昭和生まれの方はよくご存知かもしれませんね。
これについて、
(ヨーチの語源は、ハテ、なんだろう?)
と、今でも郷愁とともにふと考えてみるわたしです。
べつにググりたくないんです。あきらかにどうでもいいことですから、あの頃のトキメキを思い出したいだけといいますか。
あのいろとりどりのパステルカラーが、食べたいようなとっておきたいような。
おいしそうなようなカラダに悪そうなような。
どうぶつたちの形も、ラクダなのかゾウなのか微妙だし、
あれこれはっきりしない感じが、たまらなく、わくわくドキドキしました。
性というのも、あんな感じのトキメキがすべてじゃないかと、
童心に帰って「わいわい」「がやがや!」「キラキラ☆」と
語りあってくださった大人たちの笑顔を拝見して、思ったりしました。
おっと、前置き長くてすみません、まとめます。
こんな感じですね、
Here we go,”Exciting Nursery vol.2″!

At Member`s Bar 【No,Where】Tokyo
お題:なぜイクの?オーガズムのしくみ
スミレママ「イクということに関しては、男性は既得機会がケタちがいに多いので先に聞きたいんですけれど、どんな感じでイクんです?監督はどういうわけでイクんですか」
えのき先輩「のっけから俺の射精の話すか!?恥ずかしー!」
クンニクマン「あれだけAV撮ってきて、なに言ってるんですか」
スミレママ「ねえ。さんざん他人を恥ずかしめておいて。そういえば、クンニクマンさんもえのき監督作品の男優さんとして出演したことがあって。そこからのご縁でしたね」
えのき先輩「2泊3日の合宿ロケでね。スミレママは雑用係として現場に手伝いに来てくれました」
スミレママ「合計2時間しか寝る時間がないんだもの、わたしは基礎体力がないから死ぬかと思いました。クンニクマンさんもすっごい大変そうでしたよね。うわ~監督オニだなと思って」
クンニクマン「僕はあの現場で初めて男優やったんですけど、もういっぱいいっぱいでしたよ。追い詰められて勃たないから、射精も疑似(※本当の射精ではない射精シーン)にしてもらったり」
えのき先輩「すいません、仕事なんで。でも、ここ数年はAVよりもリアルな性の神秘に興味が移って、おかげでいろんなことがわかった。人のからだってすごくよくできてるんですよ。完璧なシステム」
スミレママ「わたしは、オーガズムのプロセスにそんなに男女差があるとは思えないんですよね。目があり手があり血があり内臓がありっていう、基本的な肉体構成は一緒。でも、男性は女性に目が行ってばかりで、自分たちの性システムをほとんど考えないでしょ。そこから見えてくるものは多かったはずなのに、と思いますよ」
えのき先輩「まあ、男は、こすりゃいくらでもイクってところから性体験がスタートしてますからね。だけどたしかに、そういう肉体主導の季節は男の長い人生において短いし、次のステージとしては、肉体と精神のジョイント作業みたいなことが必要になってくるよね」
スミレママ「合体ロボ的な。マジンガーZやガンダムなんかも、そのへんのメタファーだったりして(笑)。ともあれ、意外とバラバラなものですからね、人の肉体と精神って。それが病気をもたらしたりしているし」
えのき先輩「うん。だから、心とからだのコンセントレーションを磨く上で、セックスはすごく有効なんです。AV監督として、ずっと男優たちにムチャな射精をお願いしてきて思うのは、ひとつには精神の力。プロのトップ男優たちだと、肉体メンテナンスももちろんしているけど、その肉体を稼働させるのは、まちがいなく精神力だから」
スミレママ「集中力ね。それによって射精できたりできなかったりすると。遅いときや早いときがあったりもするはずで、最終的にはなにがオーガズムのトリガーになるのかなあ」
えのき先輩「それね、俺も考えたことがあるけど、たぶんまだ解明されてないと思う。ワーッと盛りあがって、どこかのタイミングでプチッとなるあのスイッチ、やっぱり脳のどこかにある気はするけど」
クンニクマン「いやほんと、これだけ医学の進歩とかいっても、そこだけ江戸時代と変わらないですよ。女性だって挿れてイクものでもないのにね。僕はクンニにしぼって、ずっと女性の肉体理解を言い続けてきたんですけど、マスコミも含めて男性側の興味レベルがそこにはなくって、ガッカリすることも多いですよ」
スミレママ「クンニクマンさんは、なんでクンニにしぼったんですか?」
クンニクマン「女性に対するリスペクト行為だと思ったからですよ。自分の快楽は置いといて、彼女のためにっていうの、やっぱり男としては大事じゃないんですかね」
(うなずく美女園児一同)
クンニクマン「ただ、女性は気持ちで持っていきたくても、それこそ自分の肉体とうまくジョイントできない場合も多いです。このへんをどうしたらいいか、スミレママに訊きたかったんですよね」
スミレママ「女性の肉体については、目に見えない部分、内性器が主役ですね。こういうイラストを作ってもらったので、見てみてくださいね」
スミレママ「このピンク色の洗濯バサミみたいなものがクリトリスの全体像なんですけども、組織としては海綿体で、男性の男根内組織と同じです。だから充血するとこうなります」
えのき先輩「パンパンに腫れると。これが男のCHINKOだとすると、外側をこすればいい。でも、女性はからだの中に入っちゃってるから、じゃあどうやって刺激してあげればいいのかという話になるよね」
スミレママ「そう、ここから逆算していくと、性やセックスのいろんな事実が見えてくる。ここまで充血させるのも、ワンタッチポン!ではないしね。40分くらいのスキンシップが必要だと言われてます。抱きあったり、からだのすみずみの血流をよくしてあげる愛撫はプロセスとして必要で、これは男女ともにいえること」
クンニクマン「ホルモンが出るんだよね。相乗効果で高まっていく」
スミレママ「そうそう。今、ED男性が一千万人と言われているけど、精力剤とかバイアグラを飲む前にもっと大切で当たり前のことがあるでしょうって言いたいの。いやあ、ほんっとに通じませんけどね」
えのき先輩「ああいうのも一部フラシーボだから。メンタル弱いんです、男は。クンニクマンがクンニにしぼったのは、理にかなっているわけだ。舌は熱いから充血が引かないし」
クンニクマン「テクニックとしてはクンニ道場でいろいろ教えているけど、僕のクンニは早くイカせるためじゃないんです。気持ちいい状態をたくさん長続きさせてあげたいから、手は絶対使わないことにしているし」
スミレママ「この充血イラストのね、膣と海綿体の接点がありますよね。ここがGスポットなんです。膣壁と尿道を押しつぶして海綿体に届くから女性は気持ちがいいと感じる。膣内に忽然と存在する性感帯!みたいに取りざたされているけど、膣壁や子宮は快感受信組織じゃないはずですよ。だから、充血してもいないのに激しいピストン運動をされると女性は痛いししらけるし、イク演技して悦ばせて早く射精させて終わらせよう、てな流れになるわけです」
クンニクマン「やっぱりそうか!よく、ポルチオオーガズムだとかウテルス(子宮)だとかこだわる男も多いんだけど、僕もお医者さんに訊いたの、『あるんですかそんなこと』って。そしたら『ないない!』って」
スミレママ「ポルチオの特別な感覚は、脳内麻薬が大量に出たあたりで起きる、たぶん錯覚です。快楽が頭から雨のようにざあざあ降ってきて、どこがどうなっているのか女性にもはっきりはわからなくなっているんだろうと。子宮といっても卵程度の大きさだし、膣も約8センチくらい、海綿体は約10センチと。すごく狭い範囲、タイニーワールドでの話だから、ごっちゃになる」
クンニクマン「世の中誤解がいっぱいですね。これじゃみんな傷ついちゃうと思う」
えのき先輩「からだの痛手は心の痛手になるからね。逆もあるし。反面、相手の反応がリアルによかったりすると、万能のスーパーマンになれたような気がする(笑)。そういう悦びを大人たちが知らないから、社会がすさんでしまうんだろうな」
スミレママ「究極的には、人と人とを結びつける愛の行為ですもんね。そういうホルモンがちゃんと出るからだになっているんだし。逆に、出なければ、心もからだもつらくなるんじゃないか、とは思います」
クンニクマン「うつとかね。いやあ、今日の話は、すごく大事だと思う。僕も知らなかったし、もっといろんな人に知ってもらいたい。次もぜひこの話を」
えのき先輩「うん、こういう話はほんとに尽きない。しましょう、ぜひ!」
スミレママ「むだ話もいっぱいしちゃいますけど(笑)。また、次回も楽しい時間を過ごしましょう♪」

Sensual Time At 【No,Where】Tokyo
…と、トーク後はなごやかなオフ会へと流れ、クンニクマン店長&美女MIKAちゃんによるケーススタディもあり、
フレンドリーで楽しい園庭となりました。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。また次回もぜひ、たくさんの美女&紳士のお越しをお待ちしております。
ラフでタフな大人が集う【No,Where]主催。
「わくわく保育園」で、あなたもからだの奥からわくわくしませんか(^^♪
●日時 2016年10月14日(金) 20時~
●場所 大人のコミュニケーションスペース No,Where
東京都新宿区歌舞伎町
●通常入店料金のみ&女子オール無料Chance!
お申し込み・お問合せはこちらのメールまで

クンニクマン(日本唯一のプロクンニ師・歌舞伎町No,where経営)

スミレママ(水野スミレ・作家)

えのき先輩(えのき雄次郎・AV監督、映画監督)
